つくば市 築10年 屋根補修工事
工事概要
「強風で屋根材が一部ずれてしまったようなので、一度見ていただけますか」とお問い合わせをいただきました。
早速現地を確認したところ、強風による屋根材の損傷が見つかりました。
今回は自然災害による被害でしたので、火災保険が活用できないかを一緒に確認させていただきました。
火災保険は火災だけでなく、強風や飛来物などの自然災害による損害にも適用できる場合があります。
保険を活用することで、お客様の負担を抑えながら修繕工事を行うことができました。
屋根の気になる点がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
| 所在地 | 茨城県つくば市 |
| 建物詳細 | 木造住宅 |
| 築年数 | 10年 |
| 工事内容 | 屋根補修 |
| 工事期間 | 約4日 |
施工前・施工後


施工前の状態
築10年のスレート屋根を調査した結果、強風による屋根材の欠損や割れが複数箇所で確認されました。
今回使用されていた屋根材は「コロニアルNEO」と呼ばれる製品です。
コロニアルNEOはケイミュー(旧クボタ)が販売していた化粧スレート屋根で、アスベスト規制の流れを受けて開発された初期のノンアスベストスレートです。
2001年頃から2008年頃まで販売されていました。
アスベストを含まない代替材料として普及した一方で、建材自体の強度が低く、経年による割れや欠けが生じやすい特性があります。
築10年という比較的新しい建物であっても、コロニアルNEOが使用されている場合は定期的な点検と早めのメンテナンスが重要です。


施工中|屋根材の撤去
割れた屋根材の撤去が完了した様子です。
コロニアルNEOのような薄い化粧スレート材が割れてしまった場合、周囲の屋根材を傷めずに取り外すには専用の特殊工具が必要です。
一般的な工具では周囲の屋根材を傷つけてしまうリスクがあるため、経験と技術が求められる難易度の高い作業となります。

施工中|コロニアル屋根・差し替え
スレート屋根の差し替え工事では、屋根材をビスで固定することができません。
新しい屋根材の固定にはシーリング材を使用しますが、その塗布方法に重要なポイントがあります。
正しい塗布方法は、シーリング材を縦方向に一定間隔をあけて施工することです。
横方向に塗布してしまうと、万が一雨水が侵入した際に水の逃げ道がふさがれ、屋根内部への浸水リスクが高まります。
一見わからない施工の違いですが、この判断が建物の耐久性と雨漏りリスクに直結します。
正しい知識と経験を持つ職人が施工することが、長持ちする屋根を実現するために欠かせません。


施工完了
工事完了後の様子です。
損傷していたコロニアルNEOの後継製品である「コロニアルクァッド」に交換しました。コロニアルクァッドはコロニアルNEOの後発品として開発された製品で、強度が向上しています。
今回の差し替えにより、同じ箇所での再発リスクを抑えながら、長期にわたって安心してお住まいいただける屋根に仕上がりました。


工事で使用した材料紹介
| 屋根建材 | ケイミュー | カラーベスト コロニアルクァッド |
| 副資材 | セメダイン | シリコーンシーラント8051N |
工事を終えての感想
屋根材の固定方法は、雨水の排出トラブルを防ぐ上で非常に重要な要素です。
目に見えない部分だからこそ、将来を見据えた正しい施工を徹底することが、お客様の安心につながると考えています。
コロニアルNEOは多くの住宅に採用されている一方で、強風による損傷だけでなく、経年劣化によるひび割れや欠損が生じやすい建材でもあります。
築10年を過ぎたころから症状が現れるケースが多く、今後さらに同様の被害が増えていくことが予想されます。
屋根は普段目が届きにくい場所だからこそ、定期的な点検と早めのメンテナンスが重要です。
築10年以上のお住まいで屋根の異変にお気づきの際は、まずお気軽にご相談ください。
今回の施工事例が、同じ屋根材をお使いの皆様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。