常総市|築7年 板張り外壁・ガルバリウム鋼板カバー工法
工事概要
常総市にお住まいのお客様より、「2年前にメンテナンスをした外壁が傷んでしまったため、一度確認してほしい」とご相談をいただきました。
現地調査の結果、南面のみに使用されていた板張り外壁が直射日光による経年劣化で著しく傷んでいることが確認されました。
南面以外の外壁はガルバリウム鋼板が使用されており良好な状態を保っていましたが、南面の板張り部分のみ補修・塗装での対応が難しい状態でした。
そのため南面をガルバリウム鋼板でカバーする工法をご提案しました。
今回の工事は外壁のガルバリウム鋼板カバー工法とウッドデッキ塗装工事を合わせてご依頼いただきました。
それぞれ工事内容が異なるため、施工事例を別々に掲載しています。
ウッドデッキ塗装工事の施工事例は別ページにてご覧いただけます。
| 所在地 | 茨城県常総市 |
| 建物詳細 | 木造住宅 |
| 築年数 | 7年 |
| 工事内容 | 外壁板金カバー工事 シーリング工事 |
| 工事期間 | 約10日 |
施工前・施工後


施工前の状態
南面の板張り外壁は2年前に塗装されたにもかかわらず、直射日光の影響により塗膜の劣化が著しく進んでいました。
さらに木材自体にも反りが生じており、塗装の保護性能だけでなく、木材そのものへのダメージが進行している状態でした。
このまま塗装工事で対応した場合、定期的なメンテナンスが必要になる上、木材の傷みが進むにつれて将来的に下地からの全面やり直しが必要になるリスクがあります。
長い目で見ると塗装を繰り返すだけでは費用がかさむばかりで、お客様にとってメリットが少ないと判断しました。
一方で現時点の木材の傷み具合であれば、既存の下地を全て撤去する必要がなく、ガルバリウム鋼板によるカバー工法での対応が可能な状態でした。
カバー工法を採用することで下地の撤去・交換工程が不要となり、予算を大幅に抑えながら耐久性の高い外壁に仕上げることができます。
施工中|撤去作業
カバー工法の施工に先立ち、不要になった物置小屋と窓周囲の木枠の撤去作業を行いました。

施工中|透湿防水シートの貼り付け
既存の外壁面に透湿防水シートを貼り付けました。透湿防水シートは外部からの雨水の浸入を防ぎながら、内部の湿気を外へ逃がす役割を果たす重要な部材です。

施工中|胴縁の取り付け
透湿防水シートの上に胴縁を取り付けた様子です。
胴縁を設置することで外壁材と透湿防水シートの間に通気層が生まれ、湿気を外部に排出しやすくなります。
この通気層が建物内部の結露防止と外壁材の耐久性向上に大きく貢献します。
胴縁は外壁材を固定する役割だけでなく、建物全体の寿命にも関わる大切な部材です。


施工中|開口部の防水処理
換気扇やエアコンなど既存の開口部周囲に防水処理を施しました。開口部は雨水が浸入しやすい箇所のため、丁寧な防水処理が雨漏り防止において非常に重要です。

施工中|透湿防水シート・胴縁の取り付け完了
透湿防水シートと胴縁の取り付けが完了した様子です。この下地処理がしっかりと施されたことで、次のガルバリウム鋼板の施工へと進む準備が整いました。

施工中|ガルバリウム鋼板の張り付け
ガルバリウム鋼板の固定方法にはビス留めと嵌合(かんごう)式の2種類があります。今回は嵌合式を採用しました。
嵌合式はパネル同士を噛み合わせて固定するため、ビス穴が目立たずすっきりとした美しい外観に仕上がります。


施工完了
施工完了後の様子です。最後に窓周りや入り隅にシーリング材を充填し、防水処理を施して工事が完了しました。

工事で使用した材料紹介
| 外壁板金 | 旭トステム外装 | プレシャスウッドF(チャコールブラックF) |
工事を終えての感想
今回は既存のワインレッド色のガルバリウム鋼板に合わせて、南面の新しい外壁にチャコールブラックを採用しました。
またお客様のご希望により木目調デザインを取り入れ、落ち着いた風格のある仕上がりとなりました。
南面に濃い色を採用すると、色褪せや夏場の熱がこもりやすくなるのではとご心配される方も多いかと思います。
今回使用したガルバリウム鋼板はフッ素塗料で仕上げられており、優れた耐候性で色褪せに強い素材です。
さらに遮熱機能も備えているため、遮熱機能のないものと比べて熱を持ちにくい特長があります。南面への施工でも安心してお選びいただける素材です。
ワインレッドとチャコールブラックの組み合わせは、互いの色味を引き立て合い、落ち着いた風格のある建物の印象に仕上がりました。
お客様にも大変喜んでいただけました。
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