工事概要
フローリング工事を行いました。
今回の工事は、フローリング材が経年劣化によって、きしみやたわみが発生しているお客様からご依頼をいただきました。
before after
施工前
工事前に床下の構造や設備関係などに問題がないか点検を行い、フローリング以外には問題がないことを確認しました。
工事は既存のフローリングの上に新しいフローリング材を張り付ける重ね張り(上張り)の方法で行いました。
重ね張りは解体工事が不要なため、工事期間や費用を抑えることができます。
また、床の厚みが増す事で床の強度が向上し、防音や断熱の効果も高まります。
事前に寸法測定を行っていますので、段差ができてしまう建具が干渉してしまう心配もございません。
施工完了
施工後は床がしっかりと固定され、きしみやたわみがなくなりました。
今回使用した材料の特長は肌ざわりが滑らかで快適な商品となっております。
お客様からは、裸足でも気持ちよく過ごせますと大変喜んでいただきました。
工事で使用した材料紹介
東洋テックス株式会社
天然銘木E100·E200シリーズ E102ホワイトオーク(1本溝)を使用しました。
フローリング材1枚に対して溝が1本のものから2本のもの。色も赤みが強いものや濃い茶色など、お好みに応じて、いろいろな種類があります。
こちらの商品はワックスを使用しないことで、以下のメリットがあります。
⒈床材の色や質感が長く保てます。 ワックスが剥がれたり黄ばんだりする心配がありません。
⒉お手入れが簡単。 ワックスを塗ったり剥がしたりする作業が不要です。汚れを乾拭きで拭き取るだけです。
⒊室内環境に優しい。 ワックスに含まれる溶剤が排出されません。
工事の感想
フローリングの工事は、お部屋の雰囲気を大きく変えることができる重要な工事です。
フローリングの種類や色、施工方法によって、お部屋の印象や使い勝手が変わります。
メンテナンス方法も、様々な選択肢があります。
ワックスを使用して定期的にメンテナンスをされる方や塗料を塗装される方。
新しいフローリングを張り付けなどと、施工内容に幅があり、お客様によって好みが分かれる工事となります。
より良い選択をご提案できるよう、これからも精進していきたいと考えています。