工事概要
軒天井の塗装工事を行いました。
天井にはピーリング材(化粧板)が使用されていました。
化粧板とは合板に、塗装·化粧紙·樹脂フィルムなど加工された板のことをあらわします。
施工前
既存の天井材は経年劣化によって表面がボロボロになっていて剥がれていました。
施工中/ケレン目荒らし作業
塗装前のケレン·目荒らし作業の様子です。 ケレン作業は脆弱な塗膜を落とすだけではなく、塗料をキズにひっかけて剥がれにくくする効果があります。
地味な作業に見られますが、塗料の密着力が向上し、仕上がりの質感にも影響を及ぼす重要な作業になります。
施工中/塗装作業
塗装作業中の様子です。
施工完了
工事完了後の様子です。
塗装前は暗く感じられましたが、塗装後は明るい印象に生まれ変わりました。
工事で使用した材料紹介
日本ペイント株式会社
ケンエースGⅡ
アクリル樹脂系非水分散形塗料
弱溶剤(シンナー希釈)タイプを使用しました。 色の種類も豊富なので、お好みに応じてお選びいただけます。
工事の感想
軒天井は様々な建材で作られており、その劣化状態によって塗装の方法や塗料の種類が変わります。
今回の建物では、建材の表面が剥がれて合板が露出していました。
そのため、合板にしっかりと浸透し、密着する塗料を選びました。
また、合板はヤニやカビ、しみなどの問題が起こりやすいので、それらを防ぐ効果のある塗料をお勧めしました。